2019/05/11 10:47



みなさんこんにちは。サササの山口です。


暑さを感じる日差しが目立つ今日この頃。

暦上ではもう夏が到来しています。

射すような強い日差しと蝉の声

汗がにじみ出てじめっとした日本の夏。

 

夏は一年の中で陽の気が強くなる時期です。

運動などで体の中の陽エネルギーを汗とともに発散させ

熱をとるものを食べることがこの季節の養生ですが

クーラー病というものがあるくらい

電車をはじめ、街中のたいていの店はクーラーが冷たすぎるほどきいています。

体を必要以上に冷やすことはよくないとわかってはいるものの

職場の環境や移動手段は選択の余地のない場合も多く、

適温を確保することは容易ではありません。

 

『体内の熱を発散させつつ、身体を冷やさないようにする』

矛盾しているようにも聞こえますが、これが現代の養生と思っています。

トマトやキュウリ、なすなどの体の熱をとる夏野菜を温かくして食べたり、

冷房のきいたところに長時間いた時は、1駅分くらい木陰を歩いて

ほんのり汗がにじむ程度の運動をするように心がける。

(炎天下はおすすめしません)

通勤通学で電車を使わないといけない時は軽いはおりを持っておくのも大切ですし

のどが渇いた時に冷たいものではなく、温かいものをとるようにすることもひとつの方法です。

冷たいものを飲むと、胃が冷えた体内を温めようと頑張ってしまい

それによりかえってのどが渇き、冷たいものをがぶがぶ飲みたくなってしまうのです。

 

漢方では夏の時期に特に気をつけておかなくてはいけないのが【心】です。

【心】は心臓であり、全身に血液を循環させるほか、こころであり感情や精神を司ります。

【心】が弱ると動機や不眠、物忘れなどが起こると考え、活発になりすぎると

高血圧や心臓病のきっかけになるとされています。

食養生としては塩辛いものは控え、苦みのあるもの、また酸味のあるものも良いです。

さっぱりとした酢の物や、苦みの強い苦瓜、体の熱を抑える枝豆や冬瓜、スイカもおすすめです。

ご自身のおかれている環境によって、温かく調理したり体を温める食材と組み合わせたりして

身体を冷やしすぎない夏の過ごし方を試してみてください。

 


サササの【夏の苦旨涼茶】について

南米で飲むサラダとして親しまれているマテ茶をベースに

養生したい【心】に帰経する生薬をブレンドしています。

体の中の熱を抑える働きと体を温める力のある生薬をバランスよく配合しており

体の冷えている人にはHOTで、日差しの下で汗をよくかいた時はICE

どちらで飲んでも苦みのきいたすっきりした飲み口になっています。

ICEで飲む場合、水出しもできますが熱湯から淹れて冷ました方がしっかりした味になります。


■原材料名
 ・ウコン
 ・くちなし
 ・なつめ
 ・菊花
 ・はとむぎ
 ・マテ茶


是非一度お試しください。